2014年7月17日木曜日

少し若い時の旅について話そう。 2

旅のお話の前にオートバイの事だが当時私は小説にこっていた「片岡義男」後存知だろうか?
「彼のオートバイ彼女の島」だったり彼の小説にはオートバイが多く登場する 自分もすっかり
彼の小説にどっぷりと浸りその中から「W3」に興味を持ってしまった。
 「W3」はW系の最終型で当時はあまり流通していなく(今みたいにネットが無いので探せなかった。)Wがどうしても欲しかった私は「W3」を手に入れる前に「W1SA」を手に入れていた。
(これは後に譲ってしまった。) 「W1SA」は癖がありどうも自分にはなじめなかった。

当時は携帯電話も無く今の人達からすればどうやって連絡を取っていたのか
不思議かもしれない私も今から思うと時間の流れが今とちょっと違うと感じてしまう。

そうこうしているうちに知り合いのエディターの方から連絡があり「W3」の出物があるとのこと
一発返事で欲しい旨を伝えて近く取りに行く事にした。それが所有している「W3」なのだが
前の所有者が高田馬場のさる自転車屋さんのお兄さんだった。あまり乗らなかったようで
一目で気に入り譲ってもらう、 それが「W3」との出会いだった。

乗ってみるとトルクが強く運転が非常に楽だ、ただうるさいし(当時はかっこいいと思う音だったが。)重いのでしまうのも一苦労でセンターを立てるのが億劫だった程(でも「W1SA]よりも楽だった。)エンジンをかけるのもキックのみ非常に男気あふれるオートバイで(当時168センチ57キロ)自分には大きく感じたものだ。 脱線したがオートバイの入手経緯がわかったと思う。


続く

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